[発行日:2009.04.30] vol.54 第7回森の聞き書き甲子園フォーラム報告、マイバッグでアカトンボを増やす他1件

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┃     ┃       株式会社トンボ 環境事業企画室
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★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行日:2009.4.30 ━★
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https://www2.tombow.gr.jp/merumaga/eco.php

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  ★☆★トンボ・エコフォーラム掲示板を開設しました★☆★

 環境学習(自然環境教育・消費者環境教育)に関心のある先生や
 NPO法人会員、保護者の方の情報交換の場としてご投稿をお待ちし
 ております。お気軽にご利用ください。
 http://www2.tombow.gr.jp/eco_project/eco_forum/index2.html

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こんにちは、トンボ環境事業企画室の小桐です。あちこちに花が咲き乱れ
過ごし易い季節になってきました。最近の生きものに関する話題ではイチ
ゴやスイカなど果物や野菜の受粉に使わミツバチが不足して生産コストが
上昇し農家が苦慮しているということでしょう。
ミツバチの大量死の原因は農薬、ダニ、オーストラリアからの女王蜂の輸
入停止などといわれていますが特定はできていないようです。自然の循環
がどこかで狂ったということでしょうか?

単に農業の問題だけでなく、今後色々な生態系への影響も心配されるとこ
ろです。人間もまた、生態系の中の一つの生きもので、人間だけに都合が
良い行動をするとどこかでそのほころびが出てしまうということの一つの
警鐘でしょうか? 持続可能な社会を築くために色々な改善をしていかな
くてはならないのだと感じる今日この頃です。



   もくじ【1】第7回森の聞き書き甲子園フォーラム報告
         

      【2】マイバッグでアカトンボを増やす
          たつの市立小宅小学校


      【3】全国学校ビオトープコンクール2009
         募集始まる
   
      



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      【1】第7回森の聞き書き甲子園フォーラム報告
            
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弊社も支援する 第7回森の聞き書き甲子園フォーラムが3月29日東京江
戸東京博物館で開催されました。その夜と翌日には会場を移して高校生達は
研修や苗床作りに挑戦しました。2日間の模様をご紹介します。

内藤林野庁長官の挨拶に始まり、森の仕事に関わってこられた名手名人の
認定、高校生への修了書授与、代表者によるインタビューなど多彩な内容
で行なわれました。
インタビュアーは阿川佐和子氏と作家で森の聞き書き甲子園の事務局を勤め
る共存の森ネットワーク 理事長 塩野 米松氏です。

2日間の間に参加した高校生82名は、昨年8月の「聞き書き研修」以来、
名人への聞き書き、レポート作成を経て久しぶりに全国の同期の仲間と顔を
合わせました。名人と会って学んだこと、自分で感じた問題点、これから行
いたいことなどについて聞き書き甲子園のOB達をリーダーに話し合い発表
をしました。

この2日間には、里山と人間の関わりや森、里、川、海のつながりによって
育まれている生物のつながりについて2名の方の講演を聞く機会にも恵まれ
ました。タブノキの苗床からポット苗を作る作業も経験しました。この2日
の体験もまた、彼らが今後成長していくのに大切な肥料となったのではない
かと感じた第7回森の聞き書き甲子園フォーラムでした。



フォーラムメニュー
  1主催者挨拶  内藤林野庁長官 
  2森の名手名人 認定、森の聞き書き甲子園 修了書授与 
  3基調講演   里地里山ネットワーク 事務局長 竹田純一氏
1〜3の内容はこちらからどうぞ 
    http://www.tombow.gr.jp/Biotope_melmaga/09.4.28/1.pdf 

 4森の名手名人と高校生へのインタビュー
    ・高校生3名  国安あずみ  足立さおり  中山きくの 
    
    ・愛知県 河野 清志氏 木質工藝士 & 
     愛知県 岡崎聾学校 渡邉 歩惟

    ・鹿児島県 山本 保幸氏 シイタケ相談員 &
     宮崎県 川崎智果穂

    ・茨城県 茅葺名人 廣山 美佐雄氏
     埼玉県 片波見 せるさ
  5卒業生 映像化プロジェクトの紹介 
    4〜5の内容はこちらからどうぞ 
    http://www.tombow.gr.jp/Biotope_melmaga/09.4.28/2.pdf 

  6共存の森活動 紹介
6と別会場での意見交換会、2日目の内容はこちらからどうぞ 
    http://www.tombow.gr.jp/Biotope_melmaga/09.4.28/3.pdf



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        【2】マイバッグでアカトンボを増やす
             たつの市立小宅小学校

  
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♪夕焼〜け 小焼け〜の あかとんぼ〜♪ 負われて見たのは・・・
 この有名な童謡 「赤トンボ」は作詞者 三木露風が北海道でふるさと
兵庫県たつの市で見た幼い頃の赤トンボの様子を詩にしたものだといわれて
います。

この童謡にも歌われた兵庫県たつの市では最近 減ったアカトンボを町に
呼び戻そうと市民運動が昨年から展開されています。
トンボがご縁で市内の小学校のトンボを呼び戻す授業のお手伝いを昨秋より
はじめました。小学校としては1年間の活動をされています。先月市民運動
「赤トンボを増やそう会」の1年間の活動を振り返る発表がありました。
その中で、授業をお手伝いした小学校の発表がありましたのでご紹介します。

http://www.tombow.gr.jp/Biotope_melmaga/09.4.28/4.pdf



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       【3】全国学校ビオトープコンクール2009
          募集始まる

  
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2年に1回行なわれている全国学校ビオトープコンクールですが、4月より
応募が始まりました。
応募の締め切りは6月30日、自薦他薦は問わないということです。
今回は、幼稚園の部、小学校の部、中学校の部、高校以上の部の部門で審査
されます。
書類審査を経て、上位5校が来年の2月13日午後に東京、渋谷区津田ホー
ル(千駄ヶ谷駅前)で発表会が開催される予定になっています。
 詳しくは主催者 財団法人 日本生態系協会のHPをご覧下さい。
 
http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
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┃   発行者: 株式会社トンボ  環境事業企画室      
┃        〒700-0985岡山市北区厚生町2-2-9
┃        Tel:086-232-0368 Fax:086-225-6680

┃   □ URL:http://www.tombow.gr.jp/eco_project/

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