公益財団法人八正会は、岡山県内の高校生を対象に返済不要の奨学金を給付
している育英事業団体です。
その八正会の入会式を4月3日に開催いたしました。
今年度も、現会員や役員、OBが集まり、高校生11名の新会員を迎えました。
【八正会の歴史と意味】
八正会は、初代社長三宅保正が、「社会に少しでも恩返しをしたい」との
思いから、1956年に私財を投じて始めた育英事業で、1960年に財団法人
設立認可を受けました。岡山県内に在住し、県下の高等学校に進学する
生徒に奨学援助を行い、人材育成を支援しています。設立から現在
までに、約800名の奨学生を支援しています。八正会という名称は、八つ
の正しい道(正道、正志、正語、正業、正命、正精神、正念、正定)と
いう仏法の八正道の教えにちなんだものです。
なお、公益財団法人八正会は、宗教とは関係ありません。
【八正会の活動】
八正会は、奨学金を給付するだけでなく、年4回の研修会等を通して、
人間性の向上と奨学生同士の親睦を深めることを目的としています。
特に2泊3日の夏期研修会は、学年や学校を超えて絆を深め合うことが
でき、「参加して良かった」、「来年も楽しみだ」などの感想が寄せられ
ています。