[発行日:2012.11.30] vol.98 第27回「WE LOVE トンボ」絵画コンクール表彰式概況、トンボの楽園ピンチ 一緒に支援をお願いします 他

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┃     QQ    【 トンボ エコ&ESD メールマガジン 】 
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┃     ┃       株式会社トンボ 環境事業企画室   
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★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行日:2012.11.30━★



こんにちは、トンボ環境事業企画室の小桐です。
11月も今日で終わり、明日からは師走に入ります。
寒さもいよいよ本格化、そんな中北海道の停電にはとても心が痛みます。
自然の驚異を改めて感じざるを得ません。

今回は4件の話題提供です、特に2つ目のテーマは自然環境への関心の
薄れが影響しているのではないかと個人的には感じるものです。
別な意味で心が痛みます。持続可能な社会づくりにむけて行動を一緒に
お願いできればと考えるものです。



 もくじ【1】第27回「WE LOVE トンボ」絵画コンクール 
       表彰式概況
     
    【2】トンボの楽園ピンチ 一緒に支援をお願いします

    【3】「続く」「つながる」学校ビオトープ活動

    【4】エコプロダクツ展に出展します
        
 
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このメールマガジンのタイトル ESDとはエジュケーション フォ サス
テナブル ディベロップメントの頭文字です。日本語では持続可能な開
発のための教育と訳されます。日本が国連に提唱した考え方で、エコに
とどまらず持続可能な社会を構築するための教育活動全般を指します。
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   【1】第27回「WE LOVE トンボ」
                絵画コンクール表彰式概況
         
            
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先号で表記のスケジュールをご紹介しましたが、10月に2回の審査を
行い、入選以上の作品が決定しましたので、今回の概況をご報告します。

第27回を迎えた 「WE LOVE トンボ」コンクール。11月17日に
東京 朝日新聞社 浜離宮ホールにて表彰式が開催されました。

当日は生憎の雨模様でしたが、入賞された個人、団体の多くがおいでに
なりました。
初回の応募数からすると17倍にも増えた同コンクール、挨拶された皆様
からは異口同音に、絵のレベルが年々高くなっているとの感想がありま
した。

想像力豊かな宇宙空間に羽ばたくトンボの絵などその象徴かもしれませ
ん、一方以前と比べてトンボの実物を見る機会が減り、観察力が弱くな
っているという指摘をした審査員もいらっしゃいます。

埼玉県越谷市を中心に20年に渡って地元でのトンボ絵画コンクールを開
催されている弊社の特約店 株式会社平和堂様と主催団体である21世紀
子ども夢作りの会様がこれまでの貢献に対して特別に表彰されました。

毎年素敵なメッセージをいただくC.W.ニコル氏からは、津波で被害を
受けた町にもトンボは帰ってきて力強く飛んだと生命力の強いトンボに
ついてのお話もありました。

現在ニコル氏は被災地のひとつ宮城県東松島市で新しい学校づくりに取
り組んでおられます。
同市は津波で町が壊滅的な被害を受けました。復興のために町全体を高
台へ移転させる計画があり小学校も高台へ移転します。
しかし、その候補地は放棄され、荒れた森となっています。人と生き物
が共生する新しいふるさとづくりが出来ないか?

昨年C.W.ニコル氏は町の人たちをアファンの森に招待し、森で過ごすこ
とで心を癒してもらいました。それをきっかけにして、同市ならびに教
育委員会と連携して森の復興とその中に新しい小学校を創るという取り
組みが始まりました。

雑誌で紹介された記事を掲載しました。
http://www2.tombow.gr.jp/merumaga/save_up/5-file_yui4Xf.pdf

トンボのホームページには既に今年の入賞作品の写真、総評が掲載され
ています。是非一度ご覧下さい。
http://www.tombow.gr.jp/eco_project/kaiga/index.html

表彰式、祝賀会の模様はこちらからどうぞ
http://www2.tombow.gr.jp/merumaga/save_up/5-file_c73nyN.pdf




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   【2】トンボの楽園ピンチ! 一緒に支援をお願いします
 
                   
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前項でご紹介した「WE LOVE トンボ」絵画コンクールの発祥のきっかけと
なったのは、高知県市四万十市にあるトンボ王国の建設です。当時耕作放
棄された水田がどんどん宅地化され、貴重なトンボの棲む田んぼがこのま
まではなくなると立ち上がった地元市民の方々のトラスト運動をトンボつ
ながりで弊社でも支援したのが原点です。

トンボが飛び交う環境は、人間にとっても貴重な自然環境である、人は自
然とともに暮らすことで様々な恩恵を受けることができる。

自然、トンボ、人間はつながっている。そんな思いを一人でも多くの人に
知ってもらい、自然の大切さの理解を深めて欲しい、できれば行動する人
になって欲しいとその思いを普及する意味で「WE LOVE トンボ」絵画コン
クールの協賛を始めました。
このコンクールは多くの方の理解をいただき成長してきましたが、本家の
トンボ王国が今危機的な状況にあります。


四万十学遊館の指定管理を受けているトンボと自然を考える会が、同館の
入場者減や会員数の減少の結果、園内施設の学遊館等固定費がかさみ、経
営難に陥っています。本年度は収入が数百万円単位で赤字となるとのこと
で、新規会員申込みやトンボのDVDなどの購入による支援を求めています。

弊社としても、社員に会員申込み、DVD購入、緊急カンパを呼びかけていま
す。この場を借りて、エコ&ESD メールマガジンの読者の皆様にも支援の
協力をお願いします。

会員となって支援する場合はこちらをご覧下さい。
http://www.gakuyukan.com/doc/tombo-member.html

トンボのDVDの購入や直接カンパで支援される際はトンボと自然を考える会
へお問合せ下さい。
DVDは3種類あります。
・オオイトトンボの羽化〜没姿  20分 \2,000
・ムカシトンボの幼虫〜生殖活動 30分 ¥3,000
・トンボ王国で撮影された80余種のトンボの幼虫〜没姿 
                 50数分 ¥5,000 です。

社団法人 トンボと自然を考える会
〒787-0019 高知県四万十市具同8055-5
TEL:0880-37-4110 FAX:0880-37-4113
http://www.gakuyukan.com/
mail:tombo@gakuyukan.com




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      【3】「続く」「つながる」学校ビオトープ活動

                    
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今年2月に行われた学校ビオトープコンクールで環境大臣賞を受賞された
豊田市立 寿恵野小学校(愛知県)で学校ビオトープを指導されていらし
た林先生が、4月より転任され、同市内の西広瀬小学校に勤務されていま
す。

西広瀬小学校と寿恵野小学校は直線距離で15kmほど離れており、市内
の東部を南北に流れる矢作川の上流と下流の関係で、両校とも矢作川のほ
とりにあります。

林先生は新しい赴任地でもビオトープ作りを始められています。地元新聞
で紹介されたビオトープ作りの記事が届きましたのでお知らせします。

同小学校の環境への取り組みの歴史は長く、40年近く矢作川の水質調査を
続けているとのことです。そこに林先生の熱い思いが加わり、里山でビオ
トープ活動が始まりました。
http://www2.tombow.gr.jp/merumaga/save_up/5-file_qrFTeh.jpg




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        【4】エコプロダクツ展に出展します

                    
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12月半ばに東京で行われる恒例の環境イベント エコプロダクツ展。
今年もトンボは出展し、小、中、高校生をメインのお客様として環境の
学習をしていただきます。

今回は、エコ製品に関する情報を元にグリーンコンシューマーを育てよ
うと弊社のエコ商品についての評価をいただくカラーボール投票を充実
させました。企業の一方的な押し付けでないコミュニケーションをとり
たいと思っています。
展示商品は、再生PET商品、グリーン電力で製造した制服、カーボンオフ
セット体操服、オーガニックコットン体操シャツです。その他、トンボ
絵画コンクールの上位入賞作品展示なども行います。

東3ホール031のブースでお待ちしています、是非お越し下さい。
12/13〜15 10:00〜18:00、最終日17:00です。

当日は込み合いますので事前登録をお薦めします。
事前登録はこちらよりエントリー下さい。
http://eco-pro.com/eco2012/

弊社ブースの詳しい紹介は同じサイトでオンラインガイドを押してトンボ
と入力下さい。


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